そもそもタクシーの乗務員と言うのはどうしても第3者から見れば、男の仕事と言うイメージがかなり強いのかも知れませんが、私自身はむしろ女性に適した仕事ではないのかな、と思う事が多い位、女性にはその素質面では優遇されているのではないでしょうか。
今まで女性乗務員が居なかった理由
今まで女性乗務員が居なかった理由として1番はっきりしているのは、労働基準監督署の命令、及び法律的な問題が大きいのではないでしょうか。
昔の法律では女性は深夜に働く事が許されていなかった、と言うのが日本の法律に昔はあったと言う事が大きな理由だと思います。
しかし私自身が不思議に思うのは、昔の時代でも飲みやさんでは女性の方が活躍されていたのに、他の業種に関してはかなり女性の規制に関して五月蠅いのは何故か不思議に思っていました。
女性の深夜営業の認可
女性に対する深夜営業の認可が下りたのはここ20年以内で比較的新しい事だと言う事が分かると思います。
また女性が社会的地位を求め始めたのもこの時期と重なるのではないでしょうか。
ちょうどこの時代は社会党が全盛期で党の代表も女性だった思い出が有ります。
この時期から女性が社会にどんどん進出してきたのも事実ではないでしょうか、私の知り合いの女性もこの時期から深夜帯のお店を出したので記憶には鮮明に残っています。
しかし色んな条件が重なっても女性務員の数はいまだに業界全体の2％にも満たないと言うのが現状です。
皆様がこの数字を見て少ないと判断されるか多いと判断されるかは、別として今現在タクシー乗務員でかなり女性がかなりタクシー業界では少ないと言う事が分かると言えます。
それでもお客様は女性乗務員を求めている
お客様の男女比率を考えると男子5女子5位の比率になってくると思います。
タクシーのお客様はほぼ均等に居ると言う事です。
この中で注目して貰いたいのは女性客がかなり多いと言う事です。
男性乗務員の運転よりも、女性客の場合は女性乗務員の方の方が良いのではないでしょうか、まず安心感が全然違うと言うのが大きな問題だと思います。
そしてその次に女性同士の会話が出来ると言う事ではないでしょうか、私自身も女性乗務員のタクシーに乗った事はありますが、細かい事に関する対応などがしっかりされており男性乗務員のように粗い運転ではなく急発進や急加速の少ないドライビングは好感が持てると思いました。
また男性客の場合男性乗務員の方が同性同士の話が出来るように、女性客に関しましては女性乗務員の方が会話なども楽しめるのではないでしょうか。
業界全体での女性の確保
業界全体でも女性の確保には人力を尽くしているのが現状です。
女性の乗務員の為に託児所や女性専用の社宅を用意している、会社も少なくはないと言うのが現状です。
また賃金体系に関しましても、男女で差別化の無い業種ですから女性の方も、頑張れば年収1000万円も夢では無い業種だと言う事が言えるのではないでしょうか、また防犯面に関しましてもドライブレコーダーを内蔵していますので情勢に対する、セクウシャルハラスメントや猥褻行為をしたところで全て証拠が残りますので、その様な行為をするお客様も少ないと言うのが現状です。
ではなぜ女性乗務員が少ないのか
まず子供が居る家庭では朝の時間が合わないと言う事が現状だと思います。
タクシー業界では主に隔日で営業される方が多いので、早朝から会社に向かっておかなくてはいけません、その為お子様が居る家庭では子供を学校まで送らなくてはいけないなど色んな事情で、この業界に入るのをためらっている方も少なくないと言うのが、一つの理由ではないでしょうか。
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